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信州大学機関リポジトリ(SOAR-IR)のコンテンツ数が10,000件を超えました!

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2011年4月19日、信州大学機関リポジトリに登録された教育?188bet体育_188bet备用网址成果が10,000件に達しました。

10,000件目の188bet体育_188bet备用网址成果は、理学部 藤山静雄先生(信大環境科学188bet体育_188bet备用网址会?世話人代表者)の188bet体育_188bet备用网址成果報告書『ヘイケボタル幼虫の生存と発育に及ぼす生息密度の影響』です。

【記念インタビュー(抜粋)】
Q1: まず、1万件という掲載論文数について、コメントをお願いします。

偶然とはいえ、1万件という節目の数字にあたることはすごいですね。滅多にないことだ。こうした記念の論文に拙著を取り上げていただきありがたく思います。また、図書館がそうした数まで信州大学の188bet体育_188bet备用网址成果を積み上げて来たということは特筆に値します。

Q2: 藤山先生のご専門分野を教えてください。

私の専門分野は動物の生理生態学で、特に昆虫や動物が環境にどう適応して生きているかを188bet体育_188bet备用网址しています。例えば、アゲハチョウやモンシロチョウなどは蛹で、蚕は卵の形態で冬をすごすなど、色々な昆虫が越冬を決まった成長段階ですごすが、以前それは寒いからそうなるのだと思われてきた。ところが現在は、昆虫が季節にあわせて活動するためにそのようにしているのだということが分かってきた。
天気予報で明日の気温が正確に予想することはまだ出来ないのに対し、1日のその場所の昼間の時間の長さはどれだけかということは、地球の公転、自転などとの相関で、実は1万年先でも1分以内の誤差の範囲で正確に推定することが出来るが、生物は日長のその正確さを利用しているということが分かってきた。 生物がそうした季節にあわせた活動をするために必要な日長の計測には、学習ではなく『遺伝』により獲得している事が理解されてきた????。(to be continued...) 昆虫の生態188bet体育_188bet备用网址により、数々の新発見をされてきた藤山先生のインタビュー、全文はこちらから!!

附属図書館では機関リポジトリ(SOAR-IR)の運用開始により、信州大学がこれまでに作成してきた教育188bet体育_188bet备用网址の成果物の電子化と公開を進め、信州大学の情報発信力の強化と知の共有のため、各学部が発行主体となっている紀要類の電子化と遡及登録を進めてまいりました。

結果、登録件数は2008年度末 2,000件超、2009年度末には8,000件超、2010年度には9,885件に到達し、ダウンロード数でも年間56万ダウンロードを超え、全国の国公私立大学中14位(※週刊朝日進学MOOK「大学ランキング 2012」P113)と躍進しています。