表面の撥水性や親水性を向上するレーザー微細加工技術

カテゴリ
製造技術
出展年度
2022
イベント名
信州大学新技術説明会
所属
繊維学部 機械?ロボット学科
氏名
山口 昌樹 教授
SDGs

テーマ概要

【新技術の概要】
親水/撥水性、防汚性、無反射などといった新たな物理的機能を発現するナノ/マイクロメートル領域の表面微細構造は、機能的テクスチャと呼ばれ、製品付加価値向上の秘策として期待されている。信州大学では、超短パルスレーザーを用いた機能的テクスチャの設計技術、高速加工技術、および超親水/撥水表面を確立した。
【従来技術?競合技術との比較】
同様な面積?寸法の微細加工を実現できるフォトリソグラフィーと産業実装の観点から比較すると、①転写成形だけでなく直接加工できる、②材料の制限がなく、ガラスにも加工できる、③平面だけでなく曲面にも加工できる、④最速で1平米を1分で加工できる、などの特長がある。
【新技術の特徴】
?転写成形だけでなく直接加工で表面を作成できる
?材料の制限がなく、金属、樹脂、ガラスなどに加工できる
?平面だけでなく曲面にも直接加工できる
【想定される用途】
?自動車産業:電気自動車の電池?エネルギー源の電極や流路、各種センサ、シーリングなど
?半導体産業:製造装置や離型性改善など
?医療産業:血栓防止、液漏れ防止、滑り止めなど

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