凍結保護剤を用いない細胞の凍結保存技術開発
- カテゴリ
- アグリ?バイオ
- 出展年度
- 2023
- イベント名
- 信州大学新技術説明会
- 所属
- 繊維学部 機械?ロボット学科
- 氏名
- 秋山 佳丈 教授
- SDGs
-
テーマ概要
【新技術の概要】
これまでの細胞の凍結保存には、保護剤が必須であった。本技術は、インクジェットによる微小液滴を利用した超瞬間凍結によって、世界で初めて保護剤を用いない凍結保存を可能にした。
【従来技術?競合技術との比較】
従来の凍結保存で必須だった凍結保護剤は、一般に細胞毒性だけでなく幹細胞の分化状態への影響が報告されている。本技術は、インクジェット技術により細胞や微生物を微小液滴化することで従来にない速度での急速凍結および解凍を可能にし、凍結保護剤を用いずに凍結保存できるようにするものである。
【新技術の特徴】
?インクジェット液滴を利用した超瞬間凍結
?凍結保護剤を用いない細胞や微生物の凍結保存が可能である
【想定される用途】
?幹細胞等凍結保護剤の影響を受けやすい細胞の凍結保存
?従来凍結保存が困難だった細胞や微生物の凍結保存