石ころかるた「く」で取り上げられた石ころは黒雲母と花崗岩
黒雲母は鉱物の一種で、ペラペラと薄くはがれやすい性質を持ちます(結晶構造の関係で)。
砂場で遊んだ後でキラキラと手にくっついている、あれが黒雲母です。
でも砂場で付くものは「黒くないじゃん!」って思うかもしれませんね。
黒雲母は新鮮(フレッシュ)なときは黒いのですが、風化といってこわれてくると、金ぴかになってくるのです。
ちなみに花崗岩が風化してこわれる(バラバラになる)と真砂(マサ)と呼ばれる砂利になります。
川の上流に花崗岩の山があると、白くてきれいな砂が運ばれてきます。
花崗岩の中には黒雲母が含まれていますので、花崗岩からできた砂の中にも黒雲母が入っています。
く 2020.pdf