令和7年度からの多子世帯に対する授業料等無償化について
2024年11月15日
※2025/2/19更新
令和7年度から高等教育修学支援新制度が拡充され、多子世帯の学生に対して、授業料及び入学料を所得制限なく無償化とすることが予定されております。
※以下は予定の内容を含みます。そのため、今後変更となる可能性があります。変更が生じた場合は、都度内容を更新いたします。予めご留意ください。
1.令和7年度からの高等教育修学支援新制度について
本制度は学部生(留学生を除く)が対象です。
また、高等教育修学支援新制度の詳細についてこちらでご確認ください。以下は令和7年度からの変更点を中心にご案内いたします。
★多子世帯の詳細な要件は『多子世帯とは?』でご確認ください。
高等教育修学支援新制度は、「日本学生支援機構 給付奨学金」に採用されることで適用され、支援区分に応じて「給付型奨学金」+「授業料等減免」の支援が受けられます。令和7年度より、次の表に示すとおり、従来の支援区分に多子世帯に関する区分が追加されます。多子世帯であれば世帯所得によらず、信州大学では授業料等が全額免除となります。
表1.支援対象および支援詳細(令和7年度以降) ※年収は目安です
多子世帯の拡充に加え、令和7年度から高等教育修学支援新制度の所得以外の要件についても一部変更がございます。多子世帯であっても以下の要件を満たさない場合は、授業料等の無償化含め支援の対象外となります。本制度の所得以外の要件については、以下をご確認ください。
表2.所得以外の要件(令和7年度以降)
【所得以外の要件】 | 内容 | 変更有無 |
資産要件 | 5,000万円未満(生計維持者の人数に関わらず) ※但し、多子世帯であれば、資産が5,000万円以上あっても、3億円未満であれば給付型奨学金の支給はありませんが、授業料等の無償化は対象となります |
あり |
学業要件 | 「採用時」の要件 : こちら| JASSOウェブサイト
※FAQも参照(リンク先は抜粋版) |
なし |
「継続時」の要件 : こちら | 文科省ウェブサイト ※FAQも参照(リンク先は抜粋版) |
あり | |
大学への入学時期等に関する要件 | 現行から基本的に変更なし ※現行要件はこちら | JASSOウェブサイト
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- |
<日本国籍以外の場合> 在留資格等に関する要件 |
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また、詳細については、以下の文部科学省HPにも掲載されておりますので、ご確認ください。
- 多子世帯の大学等授業料?入学金の無償化について | 文科省ウェブサイト
- 多子世帯の大学等の授業料等無償化に係るFAQ | 文科省ウェブサイト←2/10更新
- 高等教育の修学支援新制度 | 文科省ウェブサイト
2.申請方法について
学生により、申請手順が異なります。以下をご確認ください。
現在、日本学生支援機構の給付奨学生(停止中を含む)でない学生が、多子世帯に対する授業料等無償化の支援を希望する場合は、2025年4月に給付奨学金に新規申請する必要があります。
▼2025年度新入生は以下もご確認ください。
3.注意事項_2/19追記
多子世帯に対する授業料等の無償化支援を受ける場合、これまでの給付奨学金の受給者同様、あわせて第一種奨学金(無利子)を利用する者は第一種奨学金の額が自動的に調整されます。(併給調整)
授業料の無償化を考慮しても、給付奨学金と調整後の第一種奨学金だけでは不足するという場合は、第二種奨学金(有利子)等の申請をご検討ください。第二種奨学金の在学採用での申請は次回は4月となります。
表3.第一種奨学金(無利子)の併給調整
支援区分 | 調整後の第一種奨学金(月額) | |
自宅外通学 | 自宅通学 | |
第Ⅰ区分/第Ⅰ区分(多子世帯) | 0円 | 0円 |
第Ⅱ区分/第Ⅱ区分(多子世帯) | 0円 | 0円 |
第Ⅲ区分 | 13,800円 | 20,300円 |
第Ⅲ区分(多子世帯) | 0円 | 0円 |
第Ⅳ区分(多子世帯) | 0円 | 0円 |
多子世帯 | 6,300円 | 300円 |
4.問い合わせ先
信州大学 学生総合支援センター
TEL:0263-37-2199