令和7年度からの多子世帯に対する授業料等無償化について
2024年11月15日
※2025/5/29更新
令和7年度から高等教育修学支援新制度が拡充され、多子世帯の学生に対して、授業料及び入学料を所得制限なく無償化となります。
※なお、本無償化の支援を受けるためには、日本学生支援機構 給付奨学金に申請し採用される必要があります。
1.令和7年度からの高等教育修学支援新制度について
本制度は学部生(留学生を除く)が対象です。
また、高等教育修学支援新制度の詳細についてこちらでご確認ください。以下は令和7年度からの変更点を中心にご案内いたします。
★多子世帯の詳細な要件は『多子世帯とは?』でご確認ください。
高等教育修学支援新制度は、「日本学生支援機構 給付奨学金」に採用されることで適用され、支援区分に応じて「給付型奨学金」+「授業料等減免」の支援が受けられます。令和7年度より、次の表に示すとおり、従来の支援区分に多子世帯に関する区分が追加されます。多子世帯であれば世帯所得によらず、信州大学では授業料等が全額免除となります。
表1.支援対象および支援詳細(令和7年度以降) ※年収は目安です
多子世帯の拡充に加え、令和7年度から高等教育修学支援新制度の所得以外の要件についても一部変更がございます。多子世帯であっても以下の要件を満たさない場合は、授業料等の無償化含め支援の対象外となります。本制度の所得以外の要件については、以下をご確認ください。
表2.所得以外の要件(令和7年度以降)
【所得以外の要件】 | 内容 | 変更有無 |
資産要件 | 5,000万円未満(生計維持者の人数に関わらず) ※但し、多子世帯であれば、資産が5,000万円以上あっても、3億円未満であれば給付型奨学金の支給はありませんが、授業料等の無償化は対象となります |
あり |
学業要件 | 「採用時」の要件 : こちら| JASSOウェブサイト
※FAQも参照(リンク先は抜粋版) |
なし |
「継続時」の要件 : こちら | 文科省ウェブサイト ※FAQも参照(リンク先は抜粋版) |
あり | |
大学への入学時期等に関する要件 | 現行から基本的に変更なし ※現行要件はこちら | JASSOウェブサイト
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- |
<日本国籍以外の場合> 在留資格等に関する要件 |
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また、詳細については、以下の文部科学省HPにも掲載されておりますので、ご確認ください。
2.申請について_5/29更新
「多子世帯に対する授業料等の無償化」の支援を受けるためには、日本学生支援機構の給付奨学金に申請する必要があります。
2025年春の在学採用による申請期間は、既に追加募集も含めて締め切っておりますが、文部科学省からの要請を受け、まだ申請できていない対象学生に対し、個別に申請の対応を行っております。
申請には「スカラネット」に申請情報やマイナンバー情報等を入力したり、同意書等を郵送するステップがあり、この入力?郵送期限は6月30日(月)までと日本学生支援機構では設定しております。ですが、入力前に「スカラネット入力下書き用紙」を作成し、大学でチェックを受けていただく等の手続きが事前に必要なため、6月13日(金)までに、申請希望者は、直接、大学の奨学金窓口に申請の申し出を行ってください。その際に申請に係る書類を配付等させていただきます。
STEP1 | 書類配付期限 | 6月13日(金) 17:00まで @所属キャンパスの奨学金窓口 |
STEP2 | 大学への書類提出期限 | ※書類配付時にご案内 |
STEP3 | スカラネット入力 (申込内容?マイナンバー情報入力) |
※書類配付時にご案内 |
STEP4 | 同意書等の郵送 | 6月30日(月) ※日本学生支援機構へ必着 |
※ 誤った入力をした場合、内容によっては後から修正ができず、申請者の不利益につながる可能性があります。このようなことを防ぐためにも、申請内容等を必ず大学でチェックしております。確実かつ正確に期限までに入力を完了してもらうためには、どんなに遅くても、6月13日(金)までに申請の申し出をしていただく必要がございますので、ご留意ください。
※ 6月16日(月)以降に申請を申し出られても、期限までに申請が完了しない可能性があります。完了しなかった場合、本年度の前
期分の授業料は無償化となりませんので、予めご留意いただき、必ず6月13日(金)までに申請を申し出てください。
なお、6月13日(金)までに申し出があった場合であっても、所定の手続きを期限内に行わない場合は、無償化の対象とはなりませんのでご留意ください。
※ 今回のような申請期間終了後の特別対応措置は、多子世帯支援拡充に伴う申請数の大幅な増加に対応するための措置であり、次回以降の在学採用の申請においては、今回のような特別対応措置は実施しません。
※ スカラネット入力は6月30日(月)までとなっておりますが、本学では個別にこれより早めに設定させていただきます(誤って入力する可能性があるため)。
※ 既に前期分の授業料の引き落としを行っております。これから春の在学採用で申請を行い、結果、多子世帯として認定を受けた場合は、前期分の授業料を後日返金いたします(9月以降を予定)。
※ 今回の2025年春の在学採用による申請ができなかった場合は、次回2025年秋の在学採用(10月予定)での申請をご検討ください。
3.注意事項
多子世帯に対する授業料等の無償化支援を受ける場合、これまでの給付奨学金の受給者同様、あわせて第一種奨学金(無利子)を利用する者は第一種奨学金の額が自動的に調整されます。(併給調整)
授業料の無償化を考慮しても、給付奨学金と調整後の第一種奨学金だけでは不足するという場合は、第二種奨学金(有利子)等の申請をご検討ください。第二種奨学金の在学採用での申請は次回は4月となります。
表3.第一種奨学金(無利子)の併給調整
支援区分 | 調整後の第一種奨学金(月額) | |
自宅外通学 | 自宅通学 | |
第Ⅰ区分/第Ⅰ区分(多子世帯) | 0円 | 0円 |
第Ⅱ区分/第Ⅱ区分(多子世帯) | 0円 | 0円 |
第Ⅲ区分 | 13,800円 | 20,300円 |
第Ⅲ区分(多子世帯) | 0円 | 0円 |
第Ⅳ区分(多子世帯) | 0円 | 0円 |
多子世帯 | 6,300円 | 300円 |
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5.問い合わせ先
信州大学 学生総合支援センター
TEL:0263-37-2199