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環境学生委員会による全学合宿開催

2023年11月01日(水) [活動報告]





10月7日(土)、10月8日(日)に2023年度信州大学環境学生委員会全学合宿が、伊那市の国立信州高遠青少年自然の家で行われた。
今年度の全学合宿はコロナ渦が明けて初めての開催で、四年ぶりとなる。
通常時は松本、長野、伊那、上田の各キャンパスでそれぞれ活動している
委員たちが一堂に会し、エコプロ*に向けて結束を高めたり、野外炊飯などの共同作業を行って親睦を深めたりした。


1日目は合宿所の敷地内の広場でケイドロなどのレクリエーションを行い、初対面の委員同士の緊張をほぐした。
その後は各キャンパスの活動紹介やエコプロに向けての分科会を開き、夕方には野外炊飯を行った。
標高約1200メートルの野外では日が沈むと気温がぐっと下がり、昼間とは一転して寒さが身にしみる。
その中で調理に使用した焚き火に集まりながら皆で作ったカレーと豚汁を食べた。
夜間の冷え込みは激しく、宿泊所のテントでは身を寄せ合って眠った。
訪れた日は空気が澄んでいて星空がよく見えた。


2日目は合宿所の「朝のつどい」にてラジオ体操をして身体を動かし、目を覚ました。
その後は前日に引き続きエコプロに関する分科会を行った。
エコプロは合宿と同じくキャンパスの垣根を越えて環境学生委員会が一体となって活動するイベントである。
今年度の信州大学のテーマは「昆虫食」だ。
食べられる昆虫の種類の多さや普及している食材と比較して昆虫は栄養価が優れていることなど、未知の知識に触れ驚きながら、エコプロに向けてブースで紹介するクイズやアンケート作成のために意見を交わした。


2日間の合宿を通して自然に触れ、環境に関して新しい知識を身につけることができ、またキャンパス同士の仲を深めることが出来た。
12月のエコプロや来年度以降の活動のためにも良い意味を持つ合宿になっただろう。

(松本キャンパス環境学生委員会 3年 高橋凜)


*エコプロとは、毎年12月に東京ビッグサイトで開催されているエコプロダクツ、エコサービスに関する一般向け展示会のこと。