京都議定書に代表される地球温暖化問題、RoHS指令に代表される有害化学物質汚染問題など、21世紀の人類は深刻な環境問題のなかで持続可能な社会を構築しなければならない状況におかれています。
この環境問題を克服するためには、あらゆる分野において「環境マインドをもつ人材の養成」が重要になります。
信州大学では、環境にやさしい社会の実現に寄与するために、全5キャンパスで、学生を中心にした手づくりで、ISO14001認証取得のエコキャンパスを構築し、環境マインドをもつ文化人、188bet体育_188bet备用网址者、技術者、教師、医師、法曹、経済人の養成に取り組んでいます。
信州大学の「環境マインドをもつ人材の養成」の取組は、平成16年(2004年)に文部科学省特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)に採択されました。この一連のホームページでは、平成16年度から平成19年度までの4年間の特色GP取組成果の概要について各ページでご紹介いたします(上記の各メニューやDVD movieをクリックしてください)。
なお、この取組の一環として、第1回目の環境ISO学生委員会の全国大会(エコキャンパス2006)と環境マインド育成国際会議を開催いたしました。また、本取組の継続的改善に資するために、日本国内の大学における実践的環境教育の調査、アメリカ合衆国、イギリス、ドイツ、イタリア、スウェーデンの大学等における実践的環境教育の調査などを行っております。さらに、環境教育用のDVD教材を作成いたしました。
毎年、取組成果を検証すべく、全学生、全教職員を対象としたアンケート調査を実施いたしました。そして、平成17年度と平成19年度には、本取組成果を市民の方に評価していただいております。
この4年間の取組成果をもとに、「環境マインドをもつ人材の養成」の取組は、平成20年度から、新しい全学推進体制のもとでさらなる発展を目指します。