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農学部サーベイランス審査を終えて

2011年10月19日(水) [活動報告]





  10月6日(木)と7日(金)に、農学部のある南箕輪キャンパスにおいてISO14001の 2年次サーベイランス審査が行われました。他学部の協力による事前のプレ審査もあり、無事に終了いたしました。関係の教職員、学生の皆様、本当にありがとうございました。
  日本環境認証機構(JACO)から前年度のサーベイランス審査と同じ審査員をお迎えし、審査が行われました。 1日目はトップマネージメントインタビューや過去1年間のEMS運用状況から始まったのですが、農援隊(※)の活動に非常に良い評価をしていただきました。その後、各部会や実行ユニットの目的?目標の状況を説明し、コメントをいただきました。昨年よりは改善されていますが、さらに目標達成がわかるよう、改善していかなければなりません。 2日目は主に現場審査でした。食料生産科学科、生協、図書館、そして環境管理施設を回りました。担当の教職員の皆様、ありがとうございました。
  結果として、適合でした。ただ、改善点を 3点指摘されました。 第1にゴミの分別ですが、実験不燃物をさらに分別できるのではないか、ということ。 第2に、エネルギーなどの測定に対し、前年度との比較による増減要因を追求することにより管理の向上を目指し、その議論を議事録に残すこと。 第3に内部監査の是正処置ですが、不十分な点に対し環境管理責任者が被監査者とキャッチボールし、深因を探り改善を進めること、でした。推奨された事項も 3点あり、農援隊や学生サークルなどの活動、廃棄物処理の現地確認、内部監査のチェックシートの改善などでした。
  来年度は3年に1度の更新審査を迎えますが、これらの点を改善するとともに推奨事項はさらに延ばして、エコキャンパスづくりを進めていきたいと思います。
今後とも、皆さまのご協力をお願いいたします。
              (農学部環境管理責任者 佐々木邦博)


(※)「農援隊」→信州大学農学部栄村震災復興支援隊
詳しくは下記URLをご覧下さい。
/faculty/agriculture/news/sakaemura-hukkou/