信大環境レポート
教育学部ISO14001更新審査を終えて(御礼)
2011年11月30日(水) [活動報告]
去る11月8.9.10日の 3日間、2008年に行われて以来3年に一度行われる JACO(株式会社日本環境認証機構)による更新審査が行われました。JACOより圷(アクツ)、安藤の両氏を迎え、緊張の中にも和やかに進めることが出来ました。審査結果はおおむね良好で、平野学部長も、教育学部の日常にて述べられているように、いくつかの指摘事項があったものの、多くのプラス評価も頂いています。これもひとえに関係された多くの先生方はじめ、教職員の皆さまによる不断の努力のたまものと、心よりお礼申し上げます。
現在我々を取り巻く地球環境は、先に起こった福島の原発問題を取り出すまでもなく、大変厳しいものとなっています。また、原発事故後の関係者による不器用な対応については、世界中から新たな批判が向けられています。日本の一地方で起こった事故というだけではすまされない重大な問題となって、地球上を駆け巡っています。かけがえのない地球はただ一つ、ということをあらためて思い知らされる出来事です。
我々の活動は、ごくささやかなものです。しかしながら、この地球上における様々な人類の営みの第一歩として、何はともあれ、環境問題の取り組みがしっかりとなされている事が基盤になるのではないでしょうか。これがなされなければ何事も始まらない。文化的な日々の営みを、ごく自然に送れるようにするためにも、また、将来ある子ども達の明るい未来を約束するためにも、環境マインドを持った人材の育成という我が学部の目標は、これからも大切に守ってゆかねばなりません。他学部や地域社会との連携をよりいっそう深め、一歩ずつ前に向かって前進してゆく事が大切ではないでしょうか。今後とも、皆さまからのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成23年11月16日 (長野(教育)キャンパス実行統括責任者 木村 仁)