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今日のできごと 令和2年9月25日 「間近にせまる運動会を感じながら?」
間近にせまる運動会を感じながら?
令和2年9月25日
==ぜったい てんきに な~あれ!!==
楽しみにしていた、校庭大運動会は、天気に勝つことはできず、28日(月)に延期となりました。登校してきた子どもたちからは、「運動会、やりたかったな!」そんな声が聞こえてきました。
今年度の運動会は、"だれもよばない"運動会として動き出しました。
親を感じて演じきる 6年生 『美と力』
この日は、中学校で保護者向けの『中学校説明会』があったため、説明会が終わり次第、運動会での"美と力"を6年生の保護者に参観していただく予定になっていました。しかし、運動会が延期となったため、運動会内での演技を見ていただく場を設けることができなくなってしまいました。
しかし、6年生担任の思いもあり、体育館で行う美と力の練習の様子(6年生にとってはこれも本番)を見ていただく機会を設けさせていただきました。休み時間の終わりを告げる放送が流れると、1人また1人と、6年生が体育館へ入ってきました。体育館に入り、集合場所へと向かう姿から「やってやるぞ!」の気合いが伝わってきました。
2階のギャラリーに保護者が集い、6年生だけの『特別な美と力』が始まりました。いつもは、ほぼ地面と平行に、一点先を見つめる子どもたちの目線が、今日は、どこか上目遣いの目線でした。目線の先には、もちろん保護者の姿がありました。1階のフロアで1つ1つの技を美しく決める子どもたちと2階のギャラリーから1つ1つの演技を見つめる保護者の皆様、そこには会話は一切なくとも、子どものたちの思いと保護者の方々の温かさが交錯している、つながり合っている、そんな風にも見ることができました。
演技の途中、Sさんが保護者に向けて語りかけました。
「今年の美と力には、大技はありません。大技をやりたい気持ちもあるけれど、一人技は見た目はあまり華やかではないけれど、わたしたちにとっては、この一人技が"特別なもの"です」
このような台詞がありました。
演技を終えた後、担任も話しました。
「ひとりよがりではなく、支えられながら生きているということ。あるいは、よりよく生きていくにはどうしたらよいか。今年しかできない美と力をとおして、みんなは、こういった大切なことを学ぶことができました」
前例のない美と力と向き合い、今しかできないやり方を模索しながら、みんなで美と力について考え抜き、今年ならではの、"わたしたちの美と力"にしていくことができました。
保護者のみなさまには、お忙しい中、足を止めていただき、子どもたちの思いを込めた演技を見ていただき、ありがとうございました。また、この参観場面を通して、子どもたちにとっては「見て欲しい」、保護者にとっては、「少しでもいいから見たい」という思いがあることを改めて感じさせられました。
週が明けた28日の運動会は、まさに『誰も呼ばない大運動会』となりますが、秋晴れの下、子どもたちがど真ん中の、素敵な運動会になるよう、会場の設営など、万全に行います。どんな運動会になったのか、ぜひ、子どもが語る"お便り"で、感じ取ってください。
28日こそは、?ぜったい てんきに な~あれ?