法医学教室の浅村英樹教授が法務大臣から感謝状を贈呈されました

信州大学医学部医学科 法医学教室は、長野県内の司法解剖を一手に担い、事件や事故の解明に貢献しています。その中心的な役割を果たしてきた浅村英樹教授への法務大臣感謝状伝達式が、令和7年3月24日長野地方検察庁松本支部にて行われ、長野地方検察庁 北岡克哉検事正より感謝状と銀杯が手渡されました。

法医解剖は附属病院の診療と同様、医学部の社会貢献に直結する業務であり、特に司法解剖は法の秩序の維持に不可欠な業務です。今回の感謝状は、長野県の犯罪捜査や法医学の発展に寄与してきた浅村教授の、長年の貢献に対する評価の証といえます。

浅村教授のコメント
死因究明業務は、臨床現場でのチーム医療と同様に、解剖医だけではなく、薬学や化学の専門家、臨床検査技師などが各々の役割を果たすことで成り立つ業務であり、今回の感謝状の受賞は法医学教室として評価いただいたものとして大変光栄に存じます。何よりも、平成20年に教授を拝命して以来今日まで死因究明業務を行う機会を与えていただいた信州大学に心より感謝申し上げます。今後も死因究明業務に微力ながら尽力したいと思います。