イラストの解説
ツルツルしていて、手ざわりが最高な石。とても古い時代(恐竜の時代:ジュラ紀~白亜紀)に海底につもってできました。そんなに年寄な石なのに表面がツルツル(お肌スベスベ)だというギャップを表現しています。スベスベお肌の秘訣は、とても小さなかたい鉱物(石英の粒子)が集まってできているからです。
チャート(堆積岩):放散虫などの石英質の殻をもつ生き物の殻がたまってできた石。数千mという深い海の底にたまったものが材料になっている。そんな石が地表でみられるのは、地球の表面(プレート)が動いているからです。赤っぽいチャートの表面をよく観察すると黒っぽいツブツブがみられることがある。このツブツブが放散虫の化石。