学生の懲戒について
令和4年1月20日付で学生の懲戒に係るガイドラインが改正されました。
本学の規則に違反し、または学生としての本分に反する行為は、懲戒(退学?停学?訓告)の対象となります。 表1 『学生の懲戒に係るガイドライン』
対象となる行為には、飲酒、自動車運転、コンピューターやネットワークに関することなど、身近な行為が原因となることもあります。
また、試験でのカンニング、レポート等での「コピー&ペースト」、授業出席の代返等を行った場合も、懲戒の対象となります。(主な事例は、表2参照)
なお、懲戒処分を受けた場合、進級?卒業が遅れる場合があるだけでなく、授業料免除や奨学金が取り消される等の不利益を被る場合があります。
表1
懲戒対象行為 | 該当する懲戒の種類 | |
---|---|---|
A 学内秩序を乱す行為 | ①「国立大学法人信州大学におけるハラスメントの防止等に関する規程」に抵触する行為 | 退学、停学(無期または有期)または訓告 |
②本学が実施する試験等における不正行為(詳細は表2に掲げる事例とする) | 退学、停学(無期または有期)または訓告 | |
③飲酒を強要し、アルコール飲料の一気飲み等が原因となり死に至らしめた行為 | 退学または停学(無期) | |
④飲酒を強要し、アルコール飲料の一気飲み等が原因となり急性アルコール中毒等の被害を与えた行為 | 退学、停学(無期または有期)または訓告 | |
⑤20歳未満の者と知りながら飲酒を勧める行為 | 停学(無期または有期)または訓告 | |
⑥20歳未満の者の飲酒行為 | 停学(無期または有期)または訓告 | |
⑦本学の教育188bet体育_188bet备用网址または管理運営を著しく妨げた行為 | 退学、停学(無期または有期)または訓告 | |
⑧本学構成員に対する暴力行為、威嚇行為、拘禁行為、拘束行為等 | 退学、停学(無期または有期)または訓告 | |
⑨本学が管理する建造物への不法侵入または不正使用、若しくは占拠した行為 | 停学(無期または有期)または訓告 | |
⑩本学が管理する建造物または器物等の損壊行為、汚損行為、不法改築行為等 | 停学(無期または有期)または訓告 | |
?「信州大学における188bet体育_188bet备用网址活動上の不正行為の防止等に関する規程」に抵触する行為(データ捏造?改ざんに関わる行為、論文盗用、著作権の侵害等) | 退学、停学(無期または有期)または訓告 | |
?反社会的団体の活動を行っており、その活動が他の学生等に影響を及ぼし本学の秩序を乱すものと認められた行為 | 退学、停学(無期または有期)または訓告 | |
?違法薬物(麻薬、大麻等)と類似の効果を持つ薬物を、正当な理由(治療目的等)なく、使用、所持、譲渡、仲介若しくは入手しようとする行為 | 退学、停学(無期または有期)または訓告 | |
B 犯罪行為 | ①殺人、強盗、強制性交等、放火等の凶悪な犯罪行為または犯罪未遂行為 | 退学 |
②薬物犯罪行為(麻薬?大麻等の薬物使用?不法所持?売買?仲介等) | 退学または停学(無期または有期) | |
③傷害、窃盗、詐欺、恐喝、賭博、住居侵入、他人を傷害するに至らない暴力行為等の犯罪行為 | 退学または停学(無期または有期) | |
④痴漢行為(覗き見、わいせつ、盗撮行為188bet体育_188bet备用网址の迷惑行為を含む。) | 退学または停学(無期または有期) | |
⑤「ストーカー行為等の規制等に関する法律(平成12年法律第81号)」に定める犯罪行為 | 退学または停学(無期または有期) | |
⑥「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(平成11年5月26日法律第52号)」に定める犯罪行為 | 退学または停学(無期または有期) | |
⑦コンピューターまたはネットワークを用いた犯罪行為 | 退学または停学(無期または有期) | |
C 交通事故 ? 違反 | ①死亡または高度な後遺症を伴う交通事故を起こした場合で、その原因行為が無免許運転、飲酒運転、暴走運転等の悪質な場合 | 退学 |
②人身事故を伴う交通事故を起こした場合で、その原因行為が無免許運転、飲酒運転、暴走運転等の悪質な場合 | 退学または停学(無期または有期) | |
③無免許運転、飲酒運転、暴走運転等の悪質な交通法規違反行為 | 停学(無期または有期) | |
④死亡または高度な後遺症を伴う人身事故を起こした場合で、その原因行為が過失の場合 | 退学または停学(無期または有期) | |
⑤後遺症等を伴う人身事故を起こした場合で、その原因行為が過失の場合 | 停学(無期または有期)または訓告 |
本学が実施する試験等における不正行為(カンニング、コピペなど)を行った場合は、懲戒となり、さらに表2のとおり修得した単位の認定が取り消されます。
表2
本学が実施する試験等における不正行為の事例 | 単位認定の可否 | ||
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当該科目 | 不正行為を行った学期の科目 | ||
単位認定に係る試験時の行為 | 替え玉受験をすること及び替え玉受験を依頼すること。 | 認定しない | 認定しない |
許可されていないノートまたは参考書等を使用すること。 | |||
答案を交換すること。 | |||
他の受験者の答案を見ることまたは他の受験者に答案を見せること。 | |||
試験監督者の注意または指示に従わない場合で特に悪質と認められるもの。 | |||
188bet体育_188bet备用网址不正な行為と認められること。 | |||
単位認定に係るレポート(卒業論文等含む)の行為 | 他人の著作物を盗用すること。 | 認定しない | 認定しないことができる |
実験や調査結果のデータを捏造または偽造すること。 | |||
他人が書いたレポート並びに著作物を自分のものとして提出すること。 | |||
他の学生に成り代わり授業に出席または代返等の行為を行った者並びに同行為を依頼した者。 | 認定しないことができる | 特に悪質な場合認定しないことができる | |
授業の実施に係る188bet体育_188bet备用网址不正な行為と認められること。 |